氏家美紀
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米村大子

「安さの裏側」と「入ることの意味」(byレインボーマン)

皆さま、こんにちは!

札幌のFPを中心とした専門家ユニットなないろ福円隊のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

今週の小人(blog)は音楽・旅行・昼寝大好きマネーバランスFPみーたんこと、氏家美紀(レインボーマン)が担当致します。

 

4月も中旬になり、北海道もようやく暖かくなってきました~。春です~♪

来月のGWにドライブ旅行の予定を立てていらっしゃる方も多いかもしれませんね!

長時間運転をされる方はくれぐれも気を付けてくださいね。

車を保有していない人も知っておきたい自動車保険のキホン

マネーバランスFPは日頃家計相談やセミナー・スクールでお金についての原理原則、基本をお客様にお伝えしています。

 

札幌ではマネーバランスFPふき子先生による「春のお金の教室(全4回)」が3月にスタート。

残すところ1回となりました。

お金の教室では、

「保障=保険のことではありません!」ということをふきこ先生がしっかり教えてくれます。

 

では保障って何なの?・・・マネバラファンはきっとご存知ですね。

「保障=準備すること」でしたね^^

預貯金等で準備ができているのであれば保険は必ずしも必要ではないということです。

 

複雑で難しいと言われている自動車保険の基本についてもお金の教室では解説いたします。

自動車保険は、大きく2つ。

 

①自賠責保険(法律で加入が義務付けられている)

②任意保険(自賠責保険では補えない部分を幅広くカバーする)

 

・・・車を運転されている方は大丈夫ですね。

 

車を保有していない人も知っておきたい自動車保険の基本について簡単におさらいしてみますのでもう少しだけお付き合いください^^

 

 

車を保有・運転する人にとっての「責任」

①の自賠責保険は補償が限られています。

相手方の体に関する損害(対人補償)にしか適用されません。(対物補償がありません)

 

しかし、自動車事故では相手方の車、民家の塀やコンビニなどに突っ込んで壊してしまうこともありますし、自分自身がケガ(最悪の場合は死亡)することもあります。

 

また、重大な人身事故を起こしてしまうと、相手方への賠償金が多額になるケースがあり、

自賠責保険の保証上限額である

 

ケガの治療は(被害者一人につき)120万円まで

死亡は(被害者一人につき)3000万円まで

後遺障害は(被害者一人につき)75万円~4000万円まで

 

を大きく超えてしまうことも多いのが現実です。

 

そのため「任意保険」の加入は、自分や家族を守るため、相手に十分な賠償ができるために、車を運転する人にとっての「責任」であることを普段からお伝えしています。

車両保険をできるだけ安くおさえたい・・・

最近はTVや雑誌、ネットで情報を得てご自身が加入している自動車保険について工夫をされている方が多いようです。

自動車保険料を安くおさえるには、車両保険の入り方を工夫するのが効果的です。

 

例えば。

車のローンがない、車体年数が古い、何年も乗っている、事故にあっても修理を考えないという人にとっては

函館市にある五稜郭。桜はちょうどGWが見ごろ   そもそも車両保険は必要ありませんよね。

 

また、免責金額の設定次第で保険料を安くすることができます。

 

免責金額とは「損害額が一定額以下の場合は補償されない」とする取り決めです。

つまり「車両保険金額のうち契約者が自腹で負担する金額」のことです。

※「車両保険金が100万円で免責1回目10万円」という車が修理で18万円かかった場合、

保険会社から支払われるのは8万円、残りの10万円は契約者の負担になります。

 

これにより、自分の預貯金で払えそうな「ちょっとした事故」には車両保険を使わないことで、さらに保険料を安くすることができます。

 

では、免責10万円で修理代金が12万円だったらどうしますか

 

保険会社から支払われる2万円のために保険を使うか、

保険を使わずに12万円自己負担をするか。

 

家計相談では、お客様が保険料の安さを考えた上の「免責10万円」の先にあることをちょっとだけ想像してもらいます。

 

何故ならお客様にとっての本当の自己負担金額は10万円ではない可能性があるからです。

 

安さよりも大切なこと

車両保険に入ることを決めて安さを追求するあまり、そもそも「入ることの意味」を見失ってしまうことがあります。

 

車両保険に入る意味は「自分の車の修理費用を補償すること」ですが、

 

「赤信号を待っていたら追突されたけれど、相手は任意保険に未加入だった」という、

 

自分に過失が一切なく相手に請求しても支払ってもらえない場合に自分の車両保険を使うことができることです。

 

自分に過失がなくて、自分の車両保険を使って等級が下がってしまうことが何だか悔しいという人には、等級が下がらない「無過失事故に関する特約」というものがあります。

※当て逃げの場合は相手自動車の情報がわからないので使えません。

 

このように保険を考える上で大切なことは、「安さの裏側」と「入ることの意味」を知ったうえでどうするかを決めることが大切です。(保険に限らず全てにおいて言えることですね^^)

 

マネーバランスFPの家計総合相談は、保険は1年に一度見直しをします。

(見直ししたうえでの「何もしない」という選択もあります!)

お客様の生活が現在から将来に向かって 金銭的にはもちろん、精神的にも肉体的にも安心して暮らしていけるように、お客様に合った選択肢と選択の先に考えられることをイメージできるようにお話をしていきます(*^_^*)

 

次回は、冷静と情熱のバランサー、FPベンゴシ松下さんです!お楽しみに♪